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あけましておめでとうございます

昨年は、実に多くの方が当ブログに足を運んでいただきました・・ありがとうございました。
皆様からいただきましたコメントや拍手が執筆へのやる気の大部分を占めております(´ー`)
そして、気づけば10万HITを超えていたようです・・ブログを始めた頃には想定していませんでした。

今年も対象の広狭に囚われずに記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


今日は・・徹夜明けの一日から、仮眠を取りつつようやく復帰!
さすがに昔のように徹夜が苦も無くできるわけでもなく・・回復には非常に時間がかかりました。
実はこれから、大掃除!!(世間の習慣からは逸脱していますが、私の長年のスタイルです)
歳を取れば取るほど、持つ物は増えますがその実本当に残したいものは減ってしまう・・のか。

今年は・・手持ちの書籍を電子化することで本棚を整理したいです。
本は私にとってとても大切で、ほとんど捨てられずに持っているのですが・・さすがに、
新たに現物を買いたくても、もう新しい本が入るスペースがありませんので。

では・・皆様もしばしの休息、良いお正月を。
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映画「はやぶさ HAYABUSA」を見てきました

「はやぶさ(HAYABUSA)」
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html
(ブログで紹介用の画像とかがありませんでした・・著作権的に勝手に転載するわけにはいかないしなぁ)

はやぶさと言えば記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
日本のロケット開発の父と言われた糸川 英夫氏の名を冠した小惑星「イトカワ」に
世界で初のサンプルリターンを試みた探査機の名称です。
最終的にはサンプル回収に成功し、世界初でギネス記録にまで載ってしまったのは御存知の通り。

日本の低予算、少人数制が外国の人と資金を惜しまない研究体制に打ち勝つというのは・・
飢餓状態から少数でも精鋭化、という考え方が日本人の根底に根付いているからかもしれません。
日本は昔から物が乏しいため、質を高める工夫と努力で困難に対応してきました。
予算が少なく実験回数が限られる分、1回毎を極限まで考え抜いて精緻に、結果は分析して絞り尽くす。
人が少ない分、各人が縦に著しく深いのは当たり前、さらに横にも広げた柔軟な思考回路と知識を備える。
ある意味、潤沢な環境下より力が発揮できているのかも知れません。

このような技術者達の力はこの動画では「変態力」、海外でも「Hentai」と呼ばれて尊敬されてます。
はやぶさの件はニュースでは多少かじった程度ですが、何よりこの動画で一気にはまったというか。
ヤマトの音楽、演出に心揺さぶられること間違いなしです。
しかしいつのまに「Hentai」は尊称になったんだ(笑)

(コメントにも出てきますが、同じ技術力の結晶でも原発はどうしてあんなにグダグダなのか。。)

映画ではさすがにこんなに多くの「こんなこともあろうかと」は聞けませんでしたが
1回だけ!本編でもこのセリフがありました!
この動画からというよりは、ヤマトの映画からでしょうね?(笑)
館内に暖かい笑いが起こったことから、動画を見て映画館に来た人も多数居たようでした。
というか、実は映画よりこの動画の方が感動したりして・・
宇宙戦艦ヤマトは単行本が3冊出ていたので大分以前に買って読んでいるのですが、
アニメも含めて、全部見てみたいものです。本当に大作ですよねぇ。

えっと、できれば一冊くらいはやぶさ関連の書籍を読んでから見た方が楽しめると思います。
時間の都合かいろいろと端折られており、流れについていくためにも。
また、解説の字幕は出るのですが、やや難しい専門用語が出てきたりとしますので。
本がなくても、このサイトなどを参考に覗かれると良いかも。

○はやぶさまとめニュース(hayabusafan様)
はやぶさ「こんなこともあろうかと!」真田運用の数々

○人生ご縁となりゆきで(すばる様)
「探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力」

ところで映画は出演者がとても豪華です。
私は普段ほとんどテレビを見ないので、芸能人の名前とか全然知らないのですが・・
それでも、顔を見たことがあるという人達が沢山居ました!
特にあの特命リサーチという番組に出ていた眼鏡の人が、ピッタリというかなんというか(笑)

オススメ映画です!(全然中身紹介してませんね)

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映画「100,000年後の安全」を見てきました

いつも拍手をありがとうございます。
遅筆な所は相変わらずなのですが、励みにさせて頂いております・・

さて、今回はちょっと日記的な内容を一つ。
ここ数年、ずっと映画館からは遠ざかっていましたが、
少しばかり気になっていたものが有り、せっかくの夏休みなので先日行ってみました。

「100,000年後の安全」(原発から生まれる放射性廃棄物の危険について -フィンランドの場合-)
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/100000/

映画『100,000年後の安全』

以下はネタバレになりますので、これから見たいという方はここで回れ右、です。



原子力発電所での発電には放射性廃棄物が伴い、
それらが生物に無害となるまでに要する時間は最低でも10万年。
それは、初期人類がマンモスを槍で狩っていた時代から現代までと同じほど。
既に地球上には25万トン以上の放射性廃棄物が存在し、それは今も増え続けている。
これらを如何に人類から遠ざけ、且つ如何にしてそれを未来永劫と同義なほどの期間堅持するか・・

ドキュメンタリー映画というものを初めて見ましたが、
これほど消化不良なものなのでしょうか。

冒頭で放射線の危険性を解説していますが、
具体的にどの程度の強さの放射線をどの程度の期間あびればどれほど危険かという話はなく、
これではレントゲン写真ですら異常なまでに怯える人が出てくるのではないかと思いました。
そして10万年とは、プルトニウムの話なのでしょうか?
半減期の半減期の半減期・・が続いて、無害と言われている放射線値を下回るということでしょうか。
その値は自然に被爆する線量より少ないか、同程度となる、という意味でしょうか。
具体的に何をもってして10万年かはわからず終いでした。ただ、その数字のインパクトは残りましたが。

演出面でも少し不満有りです。いろいろな場面で、事の重大さと重厚感を出すためか
スローモーションであったり、無言の作業シーンなどが度々流されました。
はっきり言って、必要ないと思いました。もしそれらを流すなら、不安を煽る音楽だけではなく、
各場面が何をしているかの解説を入れて貰った方がよほど分かり易くなると思いました。
使用済み燃料棒の取り出し?削岩中の機械の映像??爆薬の導火線を出し入れしている???

なにより納得しづらかったのが、放射性廃棄物はとにかく人類から遠ざけ、
最終的にはそこに埋葬したことすら忘れ去られるのが一番良いという結末です。
未来永劫に渡って、「近寄ってはならない」「蓋を開けてはならない」と伝えることは
不可能だから、と。確かに一理あると思いましたが。

結局、全世界でまだどこも行っていない放射性廃棄物の「処理」について、
フィンランドがパイオニアとして実行に移したのが「隠して隠し通して封印する」という方法だと。
隠し方、その後の管理について延々と映画中で議論がされ、最終的に100%の保証などできないという
終わり方をします。300年後もわからないのに10万年も人の立ち入りを禁じるなど保証できないと。
そらそうです。じゃあどうしたらいいのか・・?その先の議論はないまま、
とにかく近づいてはいけない、とのメッセージを添えて、悲観的な雰囲気のまま終わります。

正直なところ、この映画は何を最も重視して伝えたかったのでしょうか・・
問題提起はできていると思います。そしてその現状についても解説されています。つまり・・
原発は過渡期の技術で、一定量の廃棄物は覚悟しなければならない→ところが、必ず出てくる
放射性廃棄物を処理することは現時点でできないため、遠ざけて隠して絶対に近づくな?
原発を使うからには、払い難いリスクがある、と言いたいのでしょう。

私は、映画後半でたっぷり時間を割かれていた、
未来を考慮した、保管所を人目に触れさせない議論を聞いていて、
とてもしっかりと考えられていると思ったと同時に、とても後ろ向きだと思いました。
確かに現時点では処理できない以上、埋めて隠して遠ざけるしかないのでしょう。
しかし、例えばライト兄弟が空を初めて飛んでからアポロの月面着陸が成されるまでに
要した期間はわずか60数年です。
例えば、1970年代、世界初のマイクロプロセッサ4004のトランジスタ数2300個程度だったのが
わずか40年あまりで10数億個まで集積させられるほどに技術は進歩しました。
人の愚かさはヒトという生物のスペックとして、人類史始まって以来大差ないと思われますが、
その人が扱う「技術力」は、今現代に置いては日進月歩という言葉が文字通り当てはまる時代です。
私は、きっとこの放射性廃棄物の無害化、有効活用法などは
技術力で解決することができると思っています。
勿論、火急に処置すべく既存の廃棄物については、この方法しかないのでしょう。
決して否定するつもりもありません。

ただ・・

「空を飛べるわけがない」とかつて考えていた人達はライト兄弟の試みを嘲笑い続けました。
不可能と決めることは、可能性を探すこと、また無ければ生み出すということ、
そのものを否定する行為だと私は思っています。
無ければ生み出すという姿勢は既成概念を壊すことができます。
これを念頭に見ると、現時点での不可能は、未来の不可能に繋がっているとは限らないと言えます。

人が走り、効率を求めて馬車が生まれたのでしょう。
その先を考えた際、これ以上の効率化は無理と諦めた時点で蒸気機関という発想は出てこないのです。
諦めずに、既存の武器では足りなかった可能性は、新たに生み出されました。

そう、思いませんか。

存在を知らない武器は使えない、それだけのことなのですから。

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